『Biophilia (ビオフィリア)』

『someone』で出会ったあの研究者,あのサイエンスを,研究者が書いた論文で読んでみませんか?
2007 年12 月に発売された『Biophilia』12号で登場するのは,『someone』2007 秋冬号と連動した2 人の研究者。1 人目は,北里大学の井上さん。「皮膚」にまつわる研究を紹介します。「皮膚」はからだを包み込む臓器。もし,皮膚の機能が低下すれば,さまざまな物質の「入口」となって,ダニやハウスダストなどの抗原が侵入し,アレルギーが引き起こされてしまうのです。そんなしくみを逆手にとって,「入口」となった皮膚からアレルギーのワクチンを導入する研究が,今進んでいます。
2 人目は,「研究は宝探し」で紹介した東京薬科大学の柳さん。脳の中で複雑に構築された神経の配線,それが物事を考えたり記憶したりすることや,泣いたり笑ったりする感情の基盤になっています。しかし,神経細胞の中にゴミがたまると,それがうまく働かなくなってしまいます。「宝探し」の末,柳さんが見つけた神経細胞の掃除屋「CRAG」とはどのようなものなのでしょうか。続きは『Biophilia』12 号で。『someone』でサイエンスに興味を持ったら,『Biophilia』でもう一歩上のサイエンスに挑戦してみましょう!
(文・楠晴奈)
Biophilia 第12 号(Vol.3 No.4)
<特集>
「がん」制圧の最前線−症状,原因,治療。そして未来−
「がん」とは −その原因,症状−
新しい肺がん治療
− EGFR 阻害剤:バイオマーカーを用いて患者を選択する−
胃がん −診断・治療の最前線−
乳がん −診断・治療の最前線−
がんの痛みをやわらげる −緩和ケアと疼痛コントロール−
<総説> someone − Biophilia 連動企画
神経ネットワークがつくられるしくみの中に病気治療の鍵がある!
−ゴミの掃除屋CRAG による遺伝子治療の試み−
/柳茂(東京薬科大学)
皮膚を通してアレルギー・がん・感染症と闘う
−経口投与型ワクチンの開発を目指して−
/井上浄(北里大学)

