『くさのみち』

環境問題の本というと,難しいものという印象がありますが,ページをめくって目に飛び込んでくるのは,かわいい動物のイラストたち。今,これらの動物たちが暮らす「草地」が,日本から姿を消しつつあります。草地の減少を止めるために必要なことは何か。その答えを探して「くさのみち」を歩くうちに見えてきたものは,「草地」と私たち「人」との関わりあい。草を使い,手を入れる人がいなければ草地は消えてしまうのです。人がいなくなった方が,環境にいいんじゃないの?そう考えていた皆さんに贈る,明日がちょっと楽しくなる絵本です。
これから,環境問題とどうやって向きあっていこう。今までとは少し違った視点で考えてみませんか。(文・佐藤彩子)
review
ヒトは自然の中で生きています。ヒトは自然を守ることもできます。「くさのみち」で私たちのくらしと自然のつながりを考えてみませんか。東京薬科大学 教授 東浦康友
【里山の復元を目指し,活動しています】東京薬科大学学生サークル「ASIATO」 http://asiatogroup.hp.infoseek.co.jp/

